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R**Y
バトルアクション<クライムサスペンス
映画「ダークナイト」の原作となったとも言われるお話です。祝日に限ってゴッサムシティのマフィア関係者を次々に殺害していく謎の犯罪者「ホリデイ」を捕まえるため奔走するバットマン、ゴードン警部、そして地方検事のハーヴィ・デントを描いた作品です。ホリデイの正体を探るため3人は協力体制を取りながら捜査を進めていきますが、その過程では往年のヴィラン達のみならず主要な一般の脇役キャラクターにも3人の疑いの目が及んでいきます。ホリデイの正体とは、”3人”の結末とは、最後まで謎が謎を呼ぶ展開となっています。バットマンと聞くと、90年代の映画の影響からか何か格闘アクションといったジャンルに分類されるような気がしますが、ふたを開けてみればアクションというよりサスペンス!多くの登場人物がホリデイたりうる可能性を孕み、一体誰が真犯人なのか、バットマン達と共に謎解きを体験できるような構成になっていて、読んでいて飽きない作品だと思いました。また、私自身この作品からアメコミの世界に足を踏み入れましたが、日本の漫画では味わえない絵柄やそれほど難解ではないセリフなど、初心者の私でも(辞書を使わざるをえない場面も多々ありましたが(笑))十分楽しむことができたと感じています。そして往々にしてアメリカ映画などにありがちなド派手な戦闘シーンがあるわけではありませんが、何かズーンと心に染みいってくるようなストーリー、ゴッサムシティの汚れ、雰囲気は一度体験してみるべきでしょう。ストーリーも面白い+初心者でも読めた+バットマンならではの雰囲気これらを評して☆5つにしたいと思います。
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