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り**う
読み応え有り
ジーン・クランツ氏は映画アポロ13でエド・ハリス氏が好演し、偉大なリーダーとして存在を知りました。本書は、ヒロイズムに彩られた単なる成功体験では無く、クランツ氏本人による、アメリカ宇宙開発の黎明期から黄金期に至るまでの、数々の試行錯誤や苦い失敗、職場の人間関係も垣間見え、苦悩や喜びの記録が本人の言葉で淡々と回顧された良書である。
Y**Y
マーキュリー〜アポロ計画の生き証人
映画"アポロ13号"で有名なフライトディレクターの自伝。ちょっとコワモテで、やたらキビキビした感じ、この人自身朝鮮戦争のパイロット、ベテランだった、というのも納得。マーキュリーからアポロまで米の有人宇宙計画に関わってきた生き証人、フライトディレクターの視点で各機の打ち上げなどの様子が綴られています。随分前に読んで、細かい内容は忘れちゃいましたけど、読んでいて、まるで彼の隣に座って現場で見学している様な気分になったのは覚えている。英文としては、英語苦手な私でも荒筋追えるぐらいだったので、読みやすいものだと思います。初期の有人宇宙計画に興味のある方にお勧めします。
千**手
地上側から見たNASAの話
宇宙飛行士側でなく、NASAの地上で働く人達が中心の話なので、興味ある人には嬉しい。著者のジーン・クランツがかかわった、マーキュリー計画からアポロ17号までです。私には細かいことは理解できないのですが、各ミッションで、宇宙飛行士が命がけの事態が起こり、また、地上ではどんな事態でも、動揺しないように訓練されているそうです。確かに、「Failure is not option(失敗という選択肢はない)」。巨大なロケットで、宇宙船や月着陸船を地球の周回軌道から、月の周回軌道に乗せ、また、地球に戻すなんて、ミッションが成功するのが不思議なくらいに思えました。私は楽しめました。
M**T
”獰猛将軍”回想録
「失敗という選択肢は無い」-映画「アポロ13」の中のこのセリフ、演じたエド・ハリスの演技ですっかり有名になった感がある。NASAに加わり、“たった4インチの飛行“からアポロ、シャトルに到るまでフライトディレクターを勤め、少年時代、戦闘機パイロットして朝鮮戦争で戦った日々、クリス・クラフトの元でフライトディレクターとしての修行の日々、ホワイトフライトの由来、アポロ1号の悲劇、リードとして強力なリーダーシップを取ったアポロ13号の危機管理、フライトごとに縫われてきたマータ夫人の手によるヴェストの話、1番仲の良かった宇宙飛行士ゴードン・クーパーとの交流など、宇宙飛行士や宇宙計画を支えてきたクランツの人となりを垣間見ることができる。
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