2021 Japanese reissue, part of Universal Japan's 'Brazil's Treasured Masterpieces: 1950s - 2000s.
こ**こ
MPB発掘
3枚のライヴアルバムを発表した後、久々にスタジオ録音盤として発表された66年作。ここにきて、エリスの若きコンポーザーを発掘する嗅覚はさらに鋭さを増し、今作ではジルベルト・ジルの傑作M1「ホーダ」を初めとして、カエターノにエドゥ・ロボ、シコ・ブルアキ、マルコス・ヴァーリ、ミルトン・ナシメントなど、その後のMPBを代表する作家たちがずらりと並ぶ。実にバラエティに富んだ楽曲が並ぶものの、エリスが歌えば全てエリスの歌として、統一感が保たれているのが素晴らしい。個人的には、あまり有名でないが渋い曲を書かせたらピカイチのフランシス・ハイミのM10が、意外やアッパーな感じで面白い。この作品は、特に代表作ではないが、エリスをある程度、聴いて5枚目、6枚目くらいでお勧めします。
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